もうこれで良いじゃん!

どもども、虎豆しば2号(@mamesiba9171)です!
こちらのMediumでは報告していなくて普段からTwitterを見ている方はご存知かもしれませんが昨年9月からnuroモバイルと契約し、iPhone SEに念願のSIMカードを入れて運用できるようになっておりました。
それから早1年、使い続けてどうだったのかを述べていこうと思います!
良かったところ
それではnuroモバイルを1年使ってよかったところを述べていこうと思います。
①月々のコストが安い!

まず良かったところ1つ目はランニングコストが低いことです。良かったところはもうこれに尽きると思います。
nuroモバイルに限らずMVNOにされる方は三大キャリアのぼったくりに嫌気がさした有識者だと思われるのでこの事については今更ボクが述べることは無いと思います。
↑の写真はボクのこの1年間の通信料です。もちろん三大キャリアで契約される方は抱合せで本体も分割で購入されているはずなので一概に比較することは出来ませんが、通信料だけで比較するとかなり安いことが分かると思います。
ちなみにボクの母親はiPhone 6sをauで契約して使っていますが月々1GBで〇〇だったそうです。もちろん本体の分割払いは終了していて通信料のみです。いかにMVNOが安上がりに済むかが分かりますね。
②自宅にWi-Fiがあるなら3GBで余裕

良かったところ2つ目はデータ通信量は3GBで事足りるということです。
まぁこれは良いところ悪いところというよりはボクの使い方での話なのであくまでも参考程度に聞いてほしいのですが3GBで契約していても余っています。余るので翌月に繰り越しされていって結局月々5GBくらいで運用していることになります。
↑の写真は12月2日の朝に撮ったスクリーンショットです。この時点で22MB使っていて、期限切れ容量(前月分の繰り越し)が1246MBとなっているので11月は1268MB残っていた計算になります。11月も前月分の繰り越しがあったので3GBでは足りていない計算になりますが、初月だけ我慢すれば次の月からは繰り越しもあるので余裕が出来るのでボクの使い方だと3GBで足りています。
使い方としては平日は基本自宅以外は4Gにしっぱなしです。学校にもWi-Fiはありますが一人1台までと制限が設けられている(というか一人一人にIPアドレスが発行されていて2台繋げられるけど尋常じゃないくらい遅くなる)ので学校に居る間は基本4G(MacBook Proを長時間使わないときはWi-Fi繋いだりするけどほぼ無い)です。
自宅を出てまず登校時はradikoで朝の情報番組を聞きながらバスに1時間30分ほど揺られます。そして学校の休み時間にはツムツム、ドクターマリオにマリオカートツアーなど結構遠慮なく触り、下校時にはバス接近アプリでバスの居場所をチェックし、下校時はたまにTwitterチェックしたり友人とメッセンジャーアプリで会話したり(でも乗り物の中でスマホ触ると酔っちゃうので大体音楽聴きながら寝てますw)。
と言った感じで動画を見たりなどは流石に控えてますがそれ以外で言えば結構遠慮なく使ってます。たまに出先でMacBook Pro触る時とかはテザリングしちゃったりもしますが、今の所速度制限に掛かったことは1度もありません。
iPhone 7をdocomo回線のmineoで同じく月々3GBで契約しているクラスメイトが居るのですが、その人はリセットされて1〜2週間程度経った頃には速度制限ガーと言っています。通信会社によってデータ通信の使用量が違うのかどうかは分かりませんし、単に彼とボクの使い方が違うからなのかは分かりませんが自宅にWi-Fi環境が整っている方であればnuroモバイルの3GBで全然事足りると思います。
③速度もそこまで酷くない
良かったところ3つ目は速度は遅すぎないところです。
MVNOは簡単に言うと大元の回線(ボクの場合はdocomo)を間借りしているような感じなので速度を一番に考える人には正直オススメ出来ません。が、絶望的に遅いわけでも無いんです。

↑は左から8:30、12:30、16:31、21:30に計測したもの。
全て同じ場所で計測したわけではないので厳密な比較は出来ないのですが、まぁこんなもんです。数値で見ると結構アレですが実際に使用する上でアホほど遅いと感じることはそんなに無いかなぁと思います。
お昼と夕方は遅くなりがちというのはnuroモバイルだけでなくMVNO全体で言える現象なので三大キャリアから移行される方はよく念頭に置いておいたほうが良いと思います。
っていうか夕方よりも夜の時間帯の方が遅いのはうーーんって感じですね。UQはインターネット上での計測結果を見る限りだともうちょっと速そうなので使ってみたいところですね。
④テザリングも普通に使える

良かった4つ目はテザリングも普通に使えるところです。
ポケットWi-Fiほしいなぁとは思いつつ未だに親にこのスマホの通信料を払ってもらっているスネカジリクソゴミ専門学生なので持っていないわけですが、それでも必要になる場面が度々訪れます。
ボクが通っている学校は各教室にWi-Fiがセッティングされてあって良いのですが、それぞれパスワードが違う+分かりやすいところに書かれていないし教えられてもないのでわざわざ先生に聞きに行ったりしないといけません。
しかも授業で使う場合は最初に教えられたりもするのですが、使わなかったりそもそも先生が居ない、あるいは授業ではなく自分たちで借りて作業する場合は分からないわけです。
それだけでなくノマドワーキングをしたり(恥ずかしいので滅多にしないですけどw)と言ったMacBook Proを外で使うシチュエーションが1ヶ月に1回くらいの頻度で訪れるわけですが、その際にはiPhoneでテザリングします。
Appleデバイス同士なのでシームレスに繋がr……ってのはiPhoneのレビューになるのでその点は置いといて、そのテザリング時の速度はどんなもんなのかってことですよね。

↑は再び8:33、12:39、17:00、22:32に計測したスクリーンショット。
数値的にはかなり酷いですねw ただインターネット閲覧やLightroom経由でAdobeのクラウドに一眼のRAWデータをアップロードなどだったらまずまず出来るんじゃないかなと思います。っていうか実際に↓のツイートの通りそこまで不自由なく使えてます。
そしてテザリングしてるときの4G通信はどんなもんなのかって気になったのでそちらも計測してみました。

↑は左から8:31、12:36、17:01、22:32に先程のテザリング時にMacの方でスピードテスト計測した直後にiPhoneで計測した結果です。
テザリングはオンにして1台繋いでようが繋いでなかろうが速度的にはさほど影響は無いみたいです。まぁMacにテザリングしといてiPhoneを使うっていうシーンは個人的にはあまり無いのですが、例えば友人にテザリング繋いであげてる間に自分もiPhone触ると言ったシチュエーションならあり得るので速度が落ちないのは素晴らしいと思います。
残念なところ
次にnuroモバイルを1年使って見えてきた残念なところを述べていこうと思います。
①速度が遅くなる時間帯があるorムラがある

残念なところ1つ目は良かったところの3つ目の項でも少し述べましたが速度が絶望的に遅くなる時間帯があったりと速度にムラがあるところです。
良かったところ3つ目の項で載せた速度計測のスクリーンショットを見ていただくと分かる通りnuroモバイルも例に漏れずMVNOの弱点である昼間と夕方の混雑する時間帯に弱いです。昼間にウェブブラウジングしたり夕方にTwitter見るときも画像の読み込みが異常に遅いなどが起きてまぁまぁストレスです。Twitter見るとかならそもそも自宅に帰ってから見ればいいので我慢出来るんですけど急ぎで今調べなければならないと言ったシチュエーションでブラウザの読み込みがモタつくのはとてもイライラします。
またそれ以外の時間でも何故か一時的に読み込みが遅くなったりと通信速度に関してはまぁまぁ不安定です。なので外出先でヘビーに使う方はあまり向いていないかもしれません。
②OSアップデート時に公式アナウンスがされないので人柱不可避で不安

残念なところ2つ目はOSアップデートは人柱不可避なところですね。
三大キャリアを使われている方はOSアップデートの際に不安は無いのですが、MVNOの場合はどうしても相性問題などがつきまとってしまいます。なのでMVNOで大手であるIIJ mioは公式Twitterアカウントにて対応状況を逐一ツイートしてくれます。
しかしボクが使っているnuroモバイルはそのような公式アナウンスはありません。さらにユーザー数も少ないのかTwitterでエゴサしても↑の写真のザマ。
基本毎年メジャーアップデートが降ってきてもこんな感じなので基本人柱不可避です。
三大キャリアはメーカーとの連携が密接なのでこういった心配とは無縁ですがMVNOの場合は相性問題が生じるので公式でアナウンスしてくれる会社を選んだほうが良いかと思われます。
③サポートが三大キャリアに比べて望み薄
残念なところ3つ目はサポートが三大キャリアに比べるとお粗末なところです。
MVNOは自分でSIMを購入し、スマートフォンに挿すだけ………ではなくAPN設定などをしなければ通信できません。Androidだと最初からAPNが設定されていて設定から選ぶだけで良いみたいですが、iOSの場合は各社HPからAPN設定をインストールしなければなりません。
このように基本は自分でセッティングしていかないといけないので、付属のスタートアップガイド等に手順は書かれていますが、ガジェッターではない人には少々小難しいポイントが多いので開通手続きの時点で大きな壁があるわけです。
それ以外でも前の項で述べたとおりOSアップデートの相性問題の関係など何らかの事情で上手く機能しなくなったなどのようなシチュエーションになった際に三大キャリアと比較してMVNO各社は店舗が無いのが大半です(UQなどは実店舗を構えていますが)。となるとカスタマーセンターや公式HPのチャットでのやり取りとなってしまう。
さらにユーザー数が少ないMVNOはカスタマーセンターも必然的に小規模となるが故にサポートはあまり期待できません。なのでサポートを必要とするあまり知識のない方にはオススメ出来ません。
④初期投資が高い

残念なところ4つ目は初期投資が高い点です。
「MVNOは月々の料金が安い!」というのは確かに当たっています。が、MVNOは基本通信料だけの話で端末は別で用意する必要があります。
UQモバイルやLINEモバイルなど最近は端末も抱き合わせで契約出来るところも増えてきてますが、抱き合わせで販売されている端末って大体型落ちかローレンジモデルが多い印象で自分で好きな端末を使いたい場合は端末は別で用意する必要があるのです。
で、その端末を用意する=SIMフリーが基本となるので基本は一括払いになってしまうかと思います。Appleの場合だとAppleローンで分割払いも出来ますが、一括払いとなると最初の初期投資がとんでもなく高くなります。特に今年出たiPhone 11 Proの256GBだと¥135,080となっています。スマートフォンの値段が年々高騰しているのでこの点はかなり導入する上で障壁になるのかなぁと思います。
困っていること

nuroモバイルとは直接関係ないのですがここ最近 ↑ の写真のようにSIMカードが挿入されていませんというアラートが出るようになってしまいました。
1回目は寝ている間に勝手に認識しなくなっていて起きた時にロック画面にアラートの通知が出ていて、それ以降は起きてからしばらく触っているといきなりキャリアの部分が圏外になり、それからちょっとしたら写真のようなアラートが出ると言った具合ですね。
もうこうなってしまうとSIMカードを一度取り出して挿し直すしか方法が無いのでいちいちSIMカードを挿し直しています。
幸いにも今の所家の中で起きていて外出時には起きていないのですが、外出先で起きたらどうしようもないので一応SIMカード取り出し棒をガジェットポーチに忍ばせておくようにしました。
ただSIMカード取り出し棒だけガジェットポーチに入れると絶対紛失するのでiPhoneのクイックスタートガイドごと入れています。が、はっきり言って邪魔なのでSIMカードケースみたいなのを買おうか悩んでいますw
こういった症状が起きている方いらっしゃいますでしょうか。もしこの症状に見舞われて解決出来た方、または今も悩んでいるという方がいらしたらコメントかTwitterでリプライしてくれるとこの話題で盛り上がれるかもです(盛り上がらなくて良い
まとめ

以上nuroモバイルを1年使ってみた感想でした。
こうしてまとめてみると「nuroモバイルだけの弱点」というのは少なくてMVNO全体に共通するトピックが多いと感じました。もちろんnuroモバイル以外のSIMを使ったことがないのでなんとも言えないのですが、導入前に事前に調べていたとおりで安心したようなツマラナイようなw
そんなわけで以上のメリットデメリットを踏まえてMVNOの導入を検討してみてください!
と締めたかったんですけど、タイトルの通り正直広まってほしくない感のほうが強いです。だってユーザー数が増えてしまうとメリットって減っていってしまうじゃないですかw
ユーザー数が増えるとこの低価格で抑えておくのはやはり厳しくなってくるでしょうし(その分MNOを使うユーザーが減るわけですし)、なにより余計に混雑してしまって通信速度も遅くなってしまうっていうことですよ。
なのでこの記事をたとえ読んだとしてもそのままソッとタブを閉じて忘れてください(ぉ
ではではw

