どもども、虎豆しば2号(@mamesiba9171)です。
↑の記事にあります通り、10月29日の0時頃にiMac(24-inch, M4, 2024)が発表されました。
で、それと同時にMac向けのMagicアクセサリも更新されました。
今回はこちらの記事ではマニアックすぎたのでカットしたお話をしようと思います。
待望のUSB Type-C版Magic Trackpad
今回更新されたMac向けMagicアクセサリの変更点としては充電端子がLightningからUSB Type-Cになっただけです。デザインもカラーバリエーションも何も変わっていません。
ただボクはこれをずっっっっっっっっと待ち望んでいました。
↑の動画は約1年前にアップロードされたものです。内容としてはM3チップ搭載iMacが出るタイミングでUSB Type-C版Magic Trackpadが出るだろうから、Lightning版の相場が崩れる前に先に売ったらUSB Type-C版が出なかったというお話です。
これからおよそ1年、ようやく待ち望んでいたものが出てきてくれました。
先週の金曜日にAppleの上級副社長であるGreg Joswiak氏のMac発表に関するツイートが流れてきたタイミングで、これは流石にMac向けMagicアクセサリのUSB Type-C版出るだろうと思い、即ポチする気満々で居たわけです。
めっちゃ値上げされてる!
ボクは普通に寝ていたのでiMac(24-inch, M4, 2024)が発表されたのに気づいたのは翌朝でした。
会社へ向かう電車の中でAppleのHPへアクセスし、諸々をチェック。個人的にはiMacよりもMagic Trackpadの方が楽しみだったので(オイ)、iMacはさておきMagic Trackpadのページを見ます。

へ?

なんか値段上がってね?
Lightning版の値段はホワイトが¥17,800、ブラックが¥19,800でした。ところが今回のUSB-C版ではホワイトが¥19,800、ブラックに関しては¥21,800。
つまりそれぞれ¥2,000ずつ値上げされています。
値上がりしたってことは何か充電端子以外にも変更が加えられたのかと思って詳細を見ますが、特に変わった様子はナシ。
いや充電端子変わっただけで¥2,000も値上がりするんかい!!!
と電車の中でツッコミそうになりましたね。
何故値上げされた?
では充電端子がLightningからUSB-Cになっただけなのに何故値上がりしたのか。
1つは為替の影響。
今回のMagic Trackpad、例えばブラックの場合日本では¥21,800で販売されていますが、アメリカでは$149となっています。この日本円が$1辺り何円で計算されているのかと言うと¥146.31だそうです。
このレートがこれまで販売されていたLightningモデルのMagic Trackpadが$1あたり何円計算だったのか分からないですが、もしかしたら純粋に上がっただけの可能性があります。
もう1つ考えられるのはLightningで回収出来ていたロイヤリティ分を本体に付加したのではという仮説。
ここからはボクの偏見が混じった仮説なので、信憑性は全くないただの戯言という前提で読んでほしいのですが、結局のところ何故AppleがここまでズルズルとLightning端子を採用し続けていたかと言うとぶっちゃけた話がロイヤリティで稼ぎたいというところもあると思います。
iPadが最後の最後まで無印とminiをUSB Type-Cに移行させなかったり、iPhoneもギリギリまでLightningで粘ったり、Mac向けMagicアクセサリをなかなかUSB Type-Cに対応させなかったり等、これまでの流れを見るとそれぞれのカテゴリやApple全体で見て売り上げの高い、あるいは購入せざるを得ないユーザーが一定数あるものがなかなかUSB Type-Cにならなかった傾向にあることが分かります。
つまりそうすることでユーザーは仕方なくLightningケーブルを購入しなければなりません。Ligntinigケーブルを必要とするユーザーが一定数居る以上サードパーティも作り続けます。そうするとAppleにはロイヤリティが入ってきます。
つまりLightningアクセサリでのロイヤリティはAppleにとって大きな収入源だったわけです。
ただここをUSB Type-CにしてしまうとこれまでのLightningで得られたロイヤリティ分の収入がごっそり減ってしまいます。そこで周辺機器で稼げなくなってしまった分を本体に上乗せしてしまおう、ということで今回Magicアクセサリ全体的に値上げされた真相なのではないかなと予想しています。
オマケ:macOS Sequoia 15.1以降じゃないと使えない?
と、ここまで散々文句言いつつ実はポチってましたというオチでこの記事は終わりたかったのですが、発売後に衝撃の事実が。
実はこのUSB Type-C版のMac向けMagicアクセサリ、macOS Sequoia 15.1以降でないとまともに使えないみたいです。
この方以外にもAppleサポートに問い合わせたり、自身の持ってるMacで色んなOSで接続したり等見かけるのですが、やはり最新のmacOS Sequoia 15.1でないと動かないみたいなんですよね。
で、ボクのMac Studio(2022)はAdobeアプリケーションとの兼ね合いでmacOS Sonomaでストップしているので使えないんですよ。。

ただ製品ページの互換性にはこのように記載があるので一体どうなっているんだろうという感じですね。
あり得るのはまだ対応が追いついていないだけで、過去バージョン向けにUSB Type-C版Magicアクセサリが対応するための追加ソフトウェアアップデートが降ってくるのではないかという点。
ただ↑の動画で検証されている通り、macOS Sonomaの最新版であっても使えなかったみたいなので希望は薄い気がしますね。結局今製品ページに記載されているのもMagic Trackpad 2の頃から同じなので、純粋に書き換え忘れでしれっと修正される可能性も無くはないな、という感じです(最近Appleこういうの多いし)。
ボクは幸いにも購入前に人柱の方々の報告に気づけたので良かったですが、これ買ってたら普通にだるかったですね。Apple Storeで購入していれば14日間以内は返品出来るので問題ないとはいえ面倒ですし。
とにかく「ようやくLightningケーブルとおさらば出来る」と思ったのに!!!という感じで悔しいですがもう少し様子見しようと思います。追加アップデートで対応してくれなければプラス1年はLightning版使い続ける感じになっちゃうのかなぁ。。
と、言うわけで待望のUSB Type-C版Magic Trackpadが出たけど謎の値上げがされていたよという非常に細かいお話でした。
値上げはともかく最後の最新OSでしか動かないというのがきつい。こればっかりはどうにもならないので暫く待つかな、という感じですが、いかんせんこの旧バージョンでも使えるようになったかどうかの検証をやってくれる人が居るかどうかっていう話なので、検証用も兼ねて買っちゃうのもアリなのかな、と思ったり?
とりあえずちょっと様子見しようと思います。
ではでは。


