【レビュー】結局はHDDに落ち着く……… / ポータブルストレージ物語 後編

いつかリベンジしたいけどもとりあえずはコレ

どもども、虎豆しば2号(@mamesiba9171)です!

前回は買い物失敗マスターらしくポータブルSSDを自作するべく鼻息荒くAmazonで買ったSSDが不良品で返品したというお話をしました。

あの悲劇から丸1年、結局ポータブルストレージ問題はどのように解決したのかというお話です。


市販のポータブルSSD高すぎ問題

高杉ワロタ(真顔)

自分で組んで不良品を引いてしまったボクは内蔵ストレージと自宅に据え置いているUSB2.0接続のHDDで間に合わそうと諦めました。ボクが大容量のストレージを確保する必要があるのは一眼で撮影した写真と動画の管理で、外出先でそれらを大量に扱う機会も無いということでその後しばらくはポータブルストレージは持たないで生活を送っていました。

しかし昨年11月、3泊4日の東京研修が行われせっかくの初上京は動画に収めたい。そこで再びポータブルストレージが必要になったわけです。ただ自分で組んで不良品を引いてもう懲り懲りになっていたボクはすでに組まれている市販のポータブルSSDを買おうと思いました。

しかしですよ。Samsung、SanDisk、HPなどなど。。

どれもめちゃくちゃ高いじゃないですか。

ポータブルSSDが一般に普及し始めた頃にはUSB Type-Cが出ていたこともあり転送速度はHDDとお話にならないレベルではありますがその分値段も跳ね上がっています。さぁどうしましょう。

結局はUSB3.0、しかもHDD

ポータブルSSDの値段を見て

ボクは諦めました。

なにを諦めるかと言うとSSDにこだわるのをです。ふとポータブルHDDのほうを見ると安いこと安いこと。

タダなんじゃないかって思っちゃいました(ウソ

今まで外出先での作業は内蔵ストレージでやりくり出来ていたので作業するためのストレージではなくあくまでもデータを保存するということに割り切ってとりあえず今はHDDで良いんじゃないかと考えて旅行前に急いでポチりました。

HDD安い

WDのElements Portable 1TBです。


良かったところ

というわけで妥協して買ったWDのElements Portableですがかれこれ半年近く使っているので見えてきた良かったところを簡単に述べていこうと思います。

①持ち運べるのは偉大

ポータブルなので当たり前ではありますが

当たり前ですが持ち運べるということは偉大です。

これまでは外出前に必要になるデータを事前に内蔵のSSDに移しておくという作業があったわけですが、その作業も面倒ですしなにより不意に必要になっても自宅にしかデータが無いみたいなことになったりして不便でした。しかし今はMacBook Proを持ち運ぶ際にこのポータブルHDDを持つようにしているのでポータブルHDDの方に必要そうなデータは入れておけばとりあえず安心というのは良いですね。そして自宅の据え置きHDDはアクセス頻度の低いデータを入れておくようにしています。

そしてこのポータブルHDDを導入したことにより自宅の据え置きHDDの使い方も見直したのでそのことについては別記事で述べようと思います。

②小さい!軽い!薄い!

HDDでも十分薄い

ポータブル性が高いのは良いですね。

HDDよりもSSDの方がコンパクトで軽いと言われていますがHDDでも十分にコンパクトでポータブル性はあります。そして今まで使っていたのが3.5インチのHDDだったというのもありますが音が静かなのもポイント高いですね。教室で誰も喋らない中作業することもあるので静音性というのは結構気になるところですがまったく無音と言って良いと思います。

むしろボクのキーボードのタイピング音のほうがうるさいと指摘されるくらいです(-_-;)


残念なところ

続いてWD Elements Portableの残念なところを述べていこうと思います。

①HDD独特のモタつきが見られるシーンがある

BlackMagic DiskSpeed Testで測ってみた

これは構造上仕方ないのですがやはりHDDなのでモタつきを感じるシーンが多々あります。マウントのスピード感やFinderで参照した際の表示の遅さ、HDD内にある写真データをAdobe Photoshopへ持っていくなどなど。

ただこれはSSD、しかも爆速であるMacBook Pro内蔵と比較しての話であってめっちゃ遅いわけではなくワンテンポ遅いくらいの感じです。なのでHDDには良くないとは思いますがHDD内にあるRAWデータをPhotoshopで現像したり内蔵ストレージがピンチの際はHDD内にある動画素材をAdobe Premiere Proに取り込んでHDD内にプロジェクトを作成し参照しながら編集するといったことも出来なくはないです。

ただ2.5インチSSDがかなり手頃な価格帯になってきてSSDが当たり前になってきた今となっては速度、耐久性共にHDDは劣りますしポータブルにおいては物理的な耐久性は大事ですのでHDDは据え置きでデータを保存しておくためのモノという認識になりつつある今となってはレガシー感を感じざるを得ないですね。

②付属のUSB3.0ケーブルのしなやかさが足りない

彩度下げすぎた。。。

2つ目はUSB3.0ケーブルのしなやかさが足りないところです。

まぁこの点に関しては別なケーブルを用意すれば解決する話ではあるのでで正直どーでもいい感じがあるのですが付属のUSB3.0ケーブルがごついです。接続するにも結構ケーブルが暴れますしポーチへの収まりもあまり良くないのでここはポータブル性も考えてもうちょっとやわらかケーブルを付属すれば良いのにと思いました。

まぁそれだけなんですけどねw


まとめ

というわけで2本に分けてお送りしたここ1年のポータブルストレージ環境のお話でした。

要するにお金のないボクは今はHDDを使っているというわけです。ただ一眼で写真やら動画やらを撮っていてストレージが足りていないので近い内にまたポータブルSSDを作るのは再チャレンジしたいなと思っているところです。

また今回はポータブルに絞ってお話をしましたが以前レビューしたUSB2.0接続の据え置きHDDもMacBook Proにおいて使っているのでそちらのお話はまた別な記事でまとめようと思います。

ではでは。

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