MacBook Pro 16inchを今更触ってきた感想と今後のモバイルコンピューティング

いつも以上に戯言

どもども、虎豆しば2号(@mamesiba9171)です。

先月に発表会もなく突如リリースされたMacBook Pro 16inch。もう既に発売され注文されてた方の手元にはとっくに届いて良き相棒として動いている頃合いかと思われます。

えぇ、ボクのTLにも色んな人がmy new gear…しててすんごい羨ましかったんですけどその一方でボクはようやく実機を触ることが出来たので簡単な感想とここ最近思うモバイルコンピューティングについての戯言を少し述べようかなと思います。


MacBook Pro 16inchの感想

ドーン!触ってきましたよMacBook Pro 16inch。

スペックはこんな感じですね。この時に初めて気づいたんですけど16inchの下位モデル吊るしってdGPU無いんですね。ホントはFinalCut Pro Xとか動かしてスペックも見てみたかったんですけどやめときました。

んでスペックが見れないとなると見るべきポイントはキーボードですよね。
2015年にMacBook 12inchで初登場したバタフライ式キーボード。MacBook Proでは2016年にフルモデルチェンジを果たしてから第二世代のモノが装備されてましたがこれがまぁ酷評の酷評だったわけですよ。そっから頑張って第三世代まで成長させたわけですけど今回の16inchからはシザー式になったということはAppleは敗北を認めたってことなんでしょうね。

で、実際にタイピングしてみました。その様子は動画でまとめたので↑を見てもらうとして使った感想としては「内蔵キーボードの中では一番気持ちのいいキーボード」と言えますね。
ボク自身は今まさにMacBook Pro 2017に付いている第二世代バタフライキーボードでこの文章を打っているわけですが打ち心地の面では別に不満は無いんですよ。MacBook 12inchに搭載されていた第一世代は嫌いだったんですけど第二世代以降はまずまずのキーボード。第三世代からは静音性が上がっただけでなくタイプしたときの指への優しさ(ゴムの膜のおかげ)もあって嫌いでは無いんですよ。ていうかむしろ気に入ってる。
ただ耐久性がいかんせんダメなんですよ。世の中で騒がれている1回押しただけなのにキーが押し続けられると言った症状は今の所遭遇したことが無いです。が、内部にゴミが入り込んで押し心地が明らかにおかしい(反応はするけど押して無いに等しくなる)であったり、CapsLockの反応がおかしかったり(押してるのに反応してくれなくて強く押すと反応する)とボクの環境でもちょこっとずつ残念なポイントが見えてきています。

あ、いかんいかん。これはバタフライキーボードの話でしたね。今回の16inchのシザー式はどうだったかって話ですよね。
打ち心地の面では第3世代バタフライキーボードを軽々と超える快適性ですね。ボクの場合実はキーボードで長文を打ったりするのってMacBook Proを使い始めてからでそれ以前はMedium記事もiPad miniやiPhone SEのソフトウェアキーボードで打っていたのでちゃんと使った初キーボードはMacBook Pro 2017の第二世代バタフライキーボードなんです。なのでこれに慣れているというのもあってかそれ以前のシザー式だった頃のMacBook ProやMacBook Air、MagicKeyboardというのは実は好きじゃないんです。キーストロークが深いのにキーの安定性が無いんです。キーの真ん中を押せたら良いんですけど端の方を押した場合左右にグラつくんですよね。それがどうも気に入らなかった。それが同じシザー式でも今回の16inchには少なかった。完璧にゼロになったわけではないんですよ。でも明らかに少なくなってて純正メモアプリで軽くタイピングしてみた感じでも学校のiMacにつながっているAppleKeyboard(有線テンキーのやつ)よりも圧倒的に快適でした。
今回のMacBook Pro 16inchのキーボードにはMagic Keyboardと名付けられていることから2015年に出たMagic Keyboard 2と同じなのではと言われています。実際キートップの互換性があることをiFixitが発見していました。

ただタイピング感が同じかと聞かれるとボクは「No」と答えます。明らかにMacBook Pro 16inchの方が快適です。キーストロークがMacBook Pro 16inchの方が気持ち浅い気がしました。そして安定性が高い。なので現状のAppleデバイスに付いているキーボードの中では一番打ち心地が良いと思いました。

一方で静音性で言えば第三世代バタフライキーボードに軍配が上がります。特にリターンキーやスペースキーと言ったキートップの面積が大きいキーを押すと「フタタタタ」っていう音の後に「チャカ」と言った高い音が入ってしまっています。これは第三世代バタフライキーボードには無かった症状。第三世代バタフライキーボードはどのキーボードどのキートップ面を押しても音が変わんなかったんですよ。ずーっと「フタタタタ」と打てた。ただMacBook Pro 16inchは微妙に音が高いかなーって気がしました。

その他で言えばESCキーが独立したのがありますがこれに関してはボクが使ってるMacBook Pro 2017がTouchBarなしモデルなので特別な思い入れが無いのでスルー。
そして方向キーの左と右が小さくなって逆T字型になったのは微妙かなぁと。左右キーって結構使うから個人的には大きいに越したこと無いんじゃないかって思います。その方が打ちやすいし。

まぁMacBook Pro 16inch触ったのはこんな感じですね。ほとんどキーボードの話になっちゃったけど。


今後のモバイルコンピューティング

昔Mediumで書いた気がするんですけどやっぱAppleはMacというカテゴリは業務用、プロフェッショナル向けと考えていて一般ユーザーはiPadに移行して欲しいのだろうなと感じます。

ボク自身iPadで作業をまともにしたことがないので的外れであったり間違ってたら申し訳ないのですが殆どの人は外出先でコンピューターを要する作業ってiPadで済むと思うんですよ。クライアントの会社に早めに到着したので近くのカフェでプレゼン資料を作る、明日までに出さないといけないExcelデータがある。Microsoft Officeを入れてしまえば大半は出来ます(込み入った機能は省かれてるって聞いたこともありますが)。公園でイラストを描きたい。ClipStudio Paintやその他のイラストアプリを活用しましょう。すごく良い写真を撮れた。今すぐTwitterでシェアしたい。AdobeのLightroomで現像して直接シェア。気分転換にブログを近所のスターバックスコーヒーで書きたい。UlyssesなどのエディタもありますしWordPressなどの公式アプリもあります。

そう、iPadで出来ることって増えてるんです。特に2015年にiPad Proと一緒に出たApplePencilとSmartKeyboard(Folio)が強力な武器となりました。実際にボクもプライベートの作業であればMacBook Proの出番なんて動画編集と画像加工くらいなんですよ。さらにPhotoshopは完全版がリリースされ(実装された機能が少ないみたいですが)、2020年にはIllustratorも出るみたいなのでアップデートでデスクトップ版の機能が増えてくれればYouTube動画のサムネイル制作、Mediumに関しては文章執筆から写真とサムネイルと全てのフローがiPadで済ませられるわけです。
いま普段持ち歩いているMacBook Pro 13inchは家で使う(もしくは旅行時くらい)で、外ではiPad Proだけで済むって考えたらすごく身軽で良いなぁと思うわけです。昔からiPadでクリエイティブな作業をしたりキーボードを繋げてMacの代わりに作業をしたりと試みをしてきた人は多かったですけどどれもiOSの縛りのせいであまり上手く行っていない感じでしたがiOS13から遂に外部ストレージを認識出来るようになったりマウスも(あくまでもアクセシビリティ機能ではありますが)使えるようになったりとこれはいよいよMacを置き換えに来てる印象だなぁと感じました。

ってなるとMacBookの売り方っていうのはiPadだけではやはり完結できない作業をする人、すなわちプロユース向けに絞られてくるわけです。そこで拡張性重視となったMac ProであったりRAM 64GBまで積めるようになった今回のMacBook Pro 16inchであったりとプロ機を今年は多く出しているわけです。
実際にボクの場合は今後iPad版のPhotoshopやIllustratorがリリースされてアップデートされてデスクトップ版と変化なく使えるようになったらMacを使うシチュエーションというのは動画編集のみになります。となると持ち運び用Macというのはモバイル性よりもスペック重視になりますよね。

つまりはMacBook Pro 16inchが欲しいって話ですよ。えぇ。


まとめ

正直書いてるボクもなんの話をしているのかよく分かってないのですがMacBook Pro 16inchのキーボードの感想と今後のApple製モバイルデバイスの今後でした。

とりあえずiPad Proをサブ機にしてメインマシンをiMacっていう構成にしたいですね(いつになるんだ

ではでは。

関連リンク


ボーナストラック:iPhone 11と11 ProとApple WatchとCanon EOS R

MacBook Pro 16inchを触ってそのまま帰るのもアレなので色々触ってきました。

左がiPhone 11 Pro(5.8inch)、右はiPhone 11(6.1inch)

↑の写真はiPhone 11 ProとiPhone 11を並べている画像なんですけど縦の長さはそんなに変わんないんですね。

下にあるのがiPhone 11(6.1inch)、上に載っかってるのはiPhone 11 Pro(5.8inch)

↑の写真は重ねてみたものですけど横幅が微妙に広いだけ。でもこの横幅が大きいのが持ちやすさに多大な影響を与えていてボクは正直望遠レンズ要らないのでiPhone 11で十分なんですけどこの大きさがネックだなぁと。
来年のiPhoneが非常に楽しみです。

そしてApple Watch。AppleWatchにはケースのサイズが2種類あって今まで44mm派だったのですが

↑の動画で瀬戸弘司さんがAppleWatchの重さについて触れていたので改めて持ち比べてみたのですが確かに分かるくらいの違いがあります。

ミュージックを開いた様子。左が44mmで右は40mm

そして↑の写真の通り44mmと40mmの画面表示領域の違いはそんなに無いのでだったら40mm一択かなぁとか。

↑の通り場所は移ってビックカメラ(Amazonキャンセルの件は別の機会に)

前にCanon EOS RPと35mm F1.8の組み合わせがめちゃ良くて今回はそれについてのAF速度を見てきました。↑の動画でまとめています。
いやーやっぱフルサイズミラーレスほしいですよねぇ。でもYouTubeやMediumで使うシチュエーション(主にブツ撮り)だと実はそんなにボケ味は必要無い(ピントがブレたりする)のでセンサーサイズが小さくて最短撮影距離が短いレンズが多いマイクロフォーサーズ機かコンパクトな1インチセンサーコンデジのSONY RX100M7あたりが欲しいですね。

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